人類のロマンと宇宙のロマン

前回、前編と後編の2回に分けて、占いの上手な活用方法をお伝えしました。
世間では、様々な占いがあります。
霊視、タロット、手相、オーラなどなど。
もはやエンタメにもなっている世界ですが、古代から星を観測したり神のお告げを頂いたり、見えない世界だからこそのロマンって魅力的ですよね。
人間ってどうしても神秘性を追い求めていく生き物なんだと思います。

しかし見えないものを見る力、これは本来人間には備わっている力だと言われています。文明が発達して便利で豊かになりましたが、それと引き換えに見えないものを見る力は遠く忘れ去ってしまっている、と言われています。

そして個人的には、占いの世界って調舒星の世界観かなと思っています。
未来的な影響力を受けて生じる力。それが調舒星。
調舒星は芸術の星とも言われていますが、未来予知や推測など、古くからごく普通に使われている占いの世界観としては、この星が1番しっくりくるなあと思います。
算命学好きな皆さんはどう思われるでしょうか(^ ^)

人間観察から時代の空気を読む

宇宙エネルギーを見ながら人間観察をする

どちらも大切な要素ですが、算命学はどちらかといえば人間観察が主体の部類の学問だなとつくづく思います。

皮膚一枚を隔てて、肉体の中に宇宙のエネルギーが宿り生命が誕生すること。
地球という惑星に生を受け、肉体はいずれ滅びて終わる。
生年月日が司どる宇宙エネルギーの神秘、そのエネルギーを人間を通して読み解くのが算命学ですが、人間という生き物は千差万別。
100人人間がいたら、100通りの生き方がありますから、ここが非常に興味深く楽しい研究の醍醐味があります。

人間って愚かで醜いところはありますが、だからこそ愛おしく尊い。
この肉体は限りがあると分かっていながらも、懸命に生きる健気さと哀しさ。
私はやっぱり、人間を深く考察できる算命学がとても好きです。

そして人はどこから生まれてどこへ還るのか?という永遠の謎。
諸説は飛び交っておりますが、もしかしたら近い将来、それを科学的に証明できる時代が来るかもしれませんね。
果たして本当に輪廻転生はあるのか?ちなみに算命学は、輪廻転生はありとしている学問です。

日本人の感覚として、輪廻転生はなんとなくある気がする。。。
でもこの目で見ないと納得できない!!
そう思うものですよね笑
こんな風に、私たちはつい肉眼に頼ってしまいがちになりますが、でもきっと人間の肉体は、私たちが想像するよりはるかにすごいことができる能力があると思うんです。

五感を研ぎ澄ませれば、何か回答が出てくるかもしれません。
純粋にひたすら知りたい、と思っていれば答えって閃かせてくれること時々ありますよね。
これを通常の呼吸をするかのように取り入れることができるなら楽なのに。。。と私はいつも思ってしまいます笑

例えばこのブログ1つとっても。
こういう事を書きたいんだと願っていても、言語化って本当に難しくて。
私が書きたい言葉を、スッと勝手に指が動くわー状態にしてくれないかといつも願っているわけなのです笑

しかし毎回、こうしてあーだこーだ考えている自分、この気持ちをどうやって文字に載せようと煩悶しているたった今。
いわゆる、必死の状態です笑
この状態こそが、五感が研ぎ澄まされている時。
その状態の時、私の問いに、答えをインスピレーションとして降ろしてくれるのかもしれない、ということに気づきました。
なぜなら、このように最終的にはキーボードを叩くことができている現実がありますから。
いやはや、人間ってもはや何に動かされているのか分からない生き物ですね笑

今目の前に必死になっている状態。
それってどんな時かな?とよくよく振り返ってみますと、日常でも思い当たることがたくさんあります。

私は書くと決めたのだから書く!そうしてパソコンに向かって指を動かしている時。
5分間の鬼のような腹筋トレーニングで、痛さに悶絶している時。
意を決して歯医者に行く時。
家族が帰ってくる直前に、10分でで夕飯を作っている時。笑
夢中になって漫画を読んでボロボロ泣いたり笑ったりしている時

こういう時に、人は宇宙と繋がっているのかもしれません。
肉体の内側の宇宙と外側の宇宙が繋がる時。
ここに、創造の神が降りてきてくれる、そんなイメージが浮かびました。

または、根拠は無いけど確信がある時。
こういう場合も、頭ではなく宇宙からのメッセージかもしれません笑

生きているってしんどい!でも面白い!
楽しんだりがっかりしたり、でもそれが生きているということ。
ちっぽけな自分だけど、必ず包まれている大きなエネルギーの存在があります。
人間が持つロマン、広大な宇宙が持つロマン、両方みんな備わってこの世に生きているということ。
私たちは一人じゃない、いろんな存在を日々感じながら過ごしていきましょう。