偲ぶ

癸卯年 癸亥月 戊戌日(2023年12月6日)

 

明日12月7日は、創喜先生の命日。衝撃の日からもう4年が経ちます。

先生は私たちの活動を、天国から見守っていてくださっているのでしょうか。

 

算命学は占いではない、哲学だからね、と。

先生、仰る通りでした。私は算命学に取り組もうとすればするほど、どんどん哲学の

領域に入ってきてしまいました。

もはや、十大主星とか関係無くない?持って生まれたエネルギー体としての自分、

そして意志があれば人生それでいい、とまで思ってしまいます(笑)

 

もう一つの大きな効果がありました。

人嫌いで人を避けて生きてきた私が、人を好きになったことです。

算命学を使うと、人間のことがよく分かるようになって愛おしさが生まれてきました。

人間だもん仕方ないよねって、それでも生きていこうねっていうシンパシー。

 

人が好きになった、もっと人を知りたいと思った、その結果、私の生きている人生は

色鮮やかなものに変わりました。

光だけじゃない闇もあること、楽しいばかりじゃない悔しさや哀しみ。

そういった出来事ひとつひとつを逃げずに味わうようになりました。

もはや、全てが面白く楽しいとまで思えるようになりました。

 

先生、4年後の私はこんな風に変化しています。

先生にとって私は、取るに足らない一人の不出来な弟子だったと思いますが(笑)

私にとって先生との出会いは、間違いなく人生の転機でした。

時々、受信箱に残っている先生の厳しーいメールを読み返して笑っています。

改めて、先生にご指導いただけたことを誇りに思っています。

ありがとうございます。

 

↓過去記事

 

あまりに突然な・・・

己亥年 丙子月 乙酉日(2019年12月14日)

 

私の算命学の師匠である創喜先生が、お亡くなりになりました。

8日の朝、事務局の葵さんから電話が欲しいとのメールが入ってまして。

あ、葵さん?お久しぶりですーお元気だった?

なんて能天気に話したら、どうも彼女の様子がおかしい。

 

事実を告げられ、え.え、え、何?何言ってるの。#$%$%&・・・

何を口走っているのか、自分でも分からなくなりました。

青天の霹靂、人間って全く想定していない事実を突きつけられると一瞬頭がフリーズするんですね。

 

ポカーンとしたまま、葵さんから頼まれたお仕事をこなしつつ、日常に追われ、水曜日バスに乗って、先生のお別れ会へ行きました。

本当に綺麗なお顔で、微笑んでいらっしゃるようでした。

あー事実だったんだなーと・・・

 

改めて、今年ほとんど先生に面と向かってお会いする機会が少なかったことが非常に悔やまれました

私は創喜塾の鑑定カンファレンスに参加していますので、メール上では先生と何度もやり取りはさせていただきました。

先生の鑑定書は神懸かっていて、いつかこんな風に書けるものかなと、毎回苦しみながら食らいついていました。

 

私の中での先生は優しいというよりは、厳しい、鬼!と思うほどのダメ出しを受けてきました。しかし、厳しくしていただいた分、私のメンタルは最強にもなり、厳しかった分、ごくたまに、よく書けていると褒められると、うれしくて小躍りしました。

 

先生と最後のメールやり取りをしたのが9月22日。最後の言葉が、

 

私のダメ出しにめげては駄目ですよ。

 

先生・・・もっともっとダメ出しして欲しかったよ・・・

先生の、惜しみなく知識を与えようとする姿勢、厳しくも大きな愛情を今更ながら感じています。

不義理な弟子でごめんなさい。

どうか、天国から私たちを見守っていてください。

先生は神すぎて到底及ばないけれど、私たちなりに頑張るから。