癸卯年 甲子月 壬戌日(2023年12月30日)
算命学的には新年は2月の節分からなのですが、この時期になるとやはり来年のことに
思いを馳せてしまいます。
そして否応にも感じてしまう自分の変化、そして時代と流れ。
4年前の今日の記事も載せさせていただきますが、これはまだコロナが始まる前の記事。
この直後に起こる世界的大パニックを、私はまだ何も知らない頃でした。
しかし今になって、自分で書いた言葉が妙に胸に刺さるのが面白いです(笑)
もちろん今、一生懸命生きていないわけではないのですが。
4年前の時のゼロからのスタートっていう、ヒリヒリするような感情はもう既に無く。
目標としていた算命学の鑑定士になって、様々な経験を積みながら、色んなことが多少上手くなったのは確かです。
さあ、ここから先は?
正直なところ、まだピンと来ていません。
本来なら、アフターコロナと言えども時代はまだまだ混沌としていて、戦国時代のような様相のはず。
しかし何かあの頃と違うだろうなと感じるのが、人間の野性味のような本能が抜き取られてしまったような、箱庭に閉じ込められているような閉塞感です。
これが管理社会と呼ばれるものなのかもしれませんが、箱庭の中でネットというほぼ無料で便利な暇つぶし道具だけ与えられている世界。
これは幸福と言えるのか・・・私にはまだ分かりません。
私は命式の特徴故に、様々なものを捨てて、入れ替えて、やり直してここまで生きてきました。執着ができない人間なので、どんなものでもことでも、手放すのは本当に得意です(笑)
前へ進む気力が出なかったら、何かすぐに手放したと思います。
しかし今は本能的に、何かじっと耐える時期なのだという気持ちが強いです。
これは本当に珍しいことで、自分でも驚いています。
惰性でも、気が分散しててもいいから、執着してみる、こだわってみる。
投げ出さない、逃げ出さない、腹に力を入れて(胆力ですね)、余計なことを考えずに今を生きなさい、と。夢の中でもずっと誰かが伝えてくださっています。
2024年は、大運の接運でもあり。
この10年間の集大成と、そして新たな生き方の実験を試みたいと思っています。
皆さんは、どんな一年にしたいでしょうか?
良いお年をお迎えください。
<過去記事>
今年もあと少し
己亥年 丙子月 辛丑日(2019年12月30日)
今年も残すところあと2日となりました。
私の命式は、今年、西が対冲だったのですが・・・本当に様々な出来事がありました。10月くらいからはもう激動すぎて、非常に長く感じました。
人は、初めて体験することがたくさんだと、月日が長く感じるとか。。。
小学校時代の6年間と、中年になってからの6年間は全然違いますものね。
今年は本当に、自分にとってはビックリするような出来事が満載だったのできっと長く感じているのだろうと思います。
中でも1番衝撃だったのが、やはり創喜先生がお亡くなりになったことでした。
私は必死に勉強していただけなのですが。。。知らず知らずのうちに先生の存在が大きくなっていたんだなと、今更ながら感じています。
占いの世界って、何かこうどうとでも言えるような、だからなに?って思うこと多かったのですが。。。
創喜塾に出会ってから、人間とか人生って一体誰が決めてるの?っていう疑問に少し近づいたような、何か精神的な拠り所ができたような、そんな気持ちになりました。
とにかく理論体系がしっかりしているので、学ぶに値する!そう思えたことが、私にとっての幸福でした。勉強が嫌いではないのですが、つまらないものだと全く頭に残ってくれないのです(;’∀’)
元々、フワフワとどこか地に足がついていないような人生に、しっかりした地面を提供していただいたような、そんなイメージです。
人間、本当に苦しい時って、何かの理由に縋りたいものなんですね。
あーそういうことだったのか!と腑におちる。
で、腑におちたら即人生薔薇色か・・・まだまだなりません(^◇^;)
自分はこういう人間であった、じゃあどう生きるか?
どうすれば自分は幸せなの?
ここをしっかり目標をもつこと。これが1番大切なメインの勉強です。本当に人生って学びの連続、死ぬまで学ばないといけないのだと思っています。
算命学に出会って、本当にたくさんの学び、出会い、気づきがありました。
人生変わってきた!と、そう感じています。
創喜先生が伝えたかったことって、やっぱり「愛」に尽きると思います。
多分、正面向かってお聞きするときっと、プイっとされちゃうと思いますけど。
自分を愛し、自分の周りの人を愛し、自分の国を愛し、そんな人生を全力で送っていれば
不幸なわけがないんですよね?先生。
私は未熟な人間ですが、少しでもそんな生き方を心からできるように精進していきたいと思います。