自分の宿命と適した環境を知る意義

今回は過去のブログ記事をご紹介します。
私が算命学鑑定士や講師としてスタートして少し経った頃、地元で算命学教室をしていた頃の記事です。今ちょうど5年が経ちました。
創喜先生もご存命の頃で、そして私自身もまだ初々しく若い!と感じてしまいます(笑)

~2019年4月20日 ブログより~

ご存知、算命学では個人の宿命を読み解きます。
この世の全ては宇宙の法則内で成り立っていること、エネルギー体である我々人間はその法則から逃れては生きられないこと、それらを考えると、算命学の精度が高くなるのは必然でもあります。
しかしながら、深みにはまればはまるほど思うことがあります。
人生、宿命だけでは決まらないねって。

みんな生まれた場所も親も育ちも違うので、当たり前といえば当たり前の話なんですがそれじゃ、なんのために算命学の鑑定するの?意味ないじゃん❗️
そうです❗️その通りです。意味ないといえば意味ないことなんです。
持って生まれた宿命など関係ない、と思う方には全く必要ではないのです。
しかしながら、そう言い切れる人も一種の危うさを秘めていると私は思います。

なぜなら、人間というものは所詮、何かに生かされている存在であり、人間単独では絶対に生きることは不可能だから。
心のどこかにそういう謙虚さが無いと、どこかで人生袋小路に入ります。
ワタクシ自身も、自分の持って生まれた宿命は、人生にさほどの影響無しってわりと思っているタイプです。
では私はなぜ、宿命鑑定とか算命学の勉強しているのでしょう?

<私が算命学を勉強する理由>

私が算命学を勉強する理由。それは、自分の立ち位置を知りたかったのです。
若い頃から、自分がなぜここにいてこうしてるのか?何者なのか?
そんなことばかり考えている子供でした。
人生において、ここに居る理由を知りたかった、ただそれだけです。

今となっては、いろいろ開き直って生きているおばちゃんですが、小さい頃の私は、非常に敏感すぎるタイプだったように思います。
そういう経験を自分がしているものですから。
自分の宿命を知ること、それは自分の立ち位置を体感する作業でもある、と個人的に思っているのです。

人生に悩んでいる方が大勢いらっしゃいますが、命式を通していろんな角度で自分という人間を理解するとホッとするんじゃないかな〜と。
そういうわけで、算命学の鑑定やレッスン活動を行なっているわけです。

特に私の師匠でもある創喜先生は、
「他人からこれがいいよって言われても直せないでしょ?だから、算命学を自分で勉強して理解して納得する方がいいの」
と、そういう理念があって「一億総鑑定士を目指して」を掲げていらっしゃるのです。

私もその考え方に深く感銘を受けていて、微力ながら地元で算命学を広める活動をしています。
宿命だけで人生が決まるわけでは無いけど、宿命を知ることで、自分に合う環境を推測し、計画を立てることはできます。
次の一手のための、確認作業なんです。
算命学の鑑定をする意義はそこにあります。

<自分の宿命を知る意味>

自分の立ち位置を確認する作業であるということを先述しました。
確認した後は良い方向へ一歩進んでいくこと、そのための鑑定です。
しかし、ここでひとつ落とし穴というか注意があるんです。
算命学をある程度知ってしまうと、生活がすっかり囚われてしまう方々が多くいらっしゃいます。

天中殺や対冲があるから、これはできない!って思い込んでしまったり。
より良い人生を送るための算命学なのに、何かに囚われて身動きができなくなるなんて、それこそ本末転倒です(^◇^;)

それならば!
中途半端に算命学を知ってがんじがらめになるよりも、宿命なんて知らんわ!って伸び伸び生きる方が遥かに良いわけです。
ですから、算命学を勉強すると決めた方は、宿命を冷静に受け入れた上で、自分の命式を最大限に生かしていくことを心掛けていきましょう。
きちんと意味を理解すれば、必要以上に怯える必要は全くありません。
算命学は迷える人の道先案内人のようなものですから、万人に必要とは思いません。
占いというよりは人生哲学のような、私はいつもそんな感覚で携わっています。
人生を知る、精神性を高めていく、ライフワークとしての勉強にもお勧めします。

 

<算命学を学んでみたい方へ>

創喜塾では算命学の基礎を学べるAコースから、ハイレベルな占技を網羅したDコースまでの資料が揃っています。
現在、基礎を学べるAコースについて解説動画を作成しています。
葵さんと私冴夜が、資料に沿って雑談を交えながら分かりやすく解説をしています。
古くて難しい算命学を、現代社会にマッチするようにバージョンアップをし、楽しく習得
していただくことを私は目指しています。
聞いているだけでも楽しく学べる内容になっていますので、算命学を学んでみたい方は
是非、創喜塾のホームページをご覧ください。

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